住宅ローン控除がどうしても余る

投稿者: | 2015年5月27日

余る。住宅ローン控除が控除しきれない。
私の場合、所得税、住民税を足しても大体10万円前後になる予定なので、逆算すると住宅ローン控除を100%活用できる借入額は1,000万円ほどになる。
自己資金500万円で家を探すとなると、500+1,000で1,500万円が予算になる。この値段で希望の物件はとても買えない。むしろ2倍の3,000万円は予算が必要。

かと言って、嫁と二人でローンを組むのも嫌だ。
二人でローンを組めば住宅ローン控除も半分ずつに分けることができるが、返済途中でひとりに集中させるような変更は出来ない。ローンを組む時の手数料も2倍かかる。
今は青色専従者として嫁にもある程度の給与を支払っているから嫁に所得があるけど、この先どうなるかわかったもんじゃない。
数年後には私が個人事業主を辞めてどこかの会社に就職するかもしれない。
そうなった場合、嫁に割り当てた分の住宅ローン控除が丸々無駄になる。住宅ローン控除の効果半減。そんなの耐えられない。

ならば節税をやめて所得税や住民税の納税額を増やすか!?
というのも本末転倒。税金を減らす住宅ローン控除のために納税額を増やすとか意味わからない。
節税効果の高い小規模企業共済や青色専従者給与の支払いはどうしてもやめる気にならない。
今まで国民年金が全額免除されていたから確定拠出年金を開始出来なかったけど、6月からは国民年金の支払い開始になるので確定拠出年金も始めたい。

唯一、節税しながら所得税、住民税の納税額を増やす方法として有効なのが株の確定申告。
今は自動的に20%引かれている税金を、確定申告することで15%(所得税5%、住民税10%)に抑えることが出来る。
ただこれもたかが知れてる。私が持っている株で貰える配当金なんて年間2万円未満しかない。
(株の売買はあんまりする気がない)

というわけで、3,000万円の自宅を買うには自己資金を増やすしかないなという結論に。
焦って家を買う必要も無いし、今は住宅が高いから買い時では無い。
(金利は安いから住宅ローンをフルに使う人にとっては買い時)

大阪都構想もダメだったし、今の大阪は落ち目。
空き家問題も話題になってるし、少子化でどんどん住宅は余るから長い目で見れば不動産価値は下落していくだろう。

焦らず、じっくりと家に関する知識を付けて、資産を増やしながら力を蓄える時期なのだと自分に言い聞かす。

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