自宅の新ファイルサーバー無事稼働開始

投稿者: | 2015年8月18日

先日購入したHP ProLiant MicroServer Turion II NEO N5が無事稼働開始しました。
環境設定やらなんやらにお盆休みの自由時間をほぼ全て費やすことになった。
ちなみに1歳の娘がいるので、「自由時間 = 深夜」となっています。

やったことは以下。

  • Ubuntu 14.04のインストール
  • 今までRAID1で運用していたHDDを新サーバーに入れ替え
  • 新サーバーでRAID1を再設定
  • Sambaを入れてファイル共有
  • SSH、VNCの導入
  • MediaTombを入れてDLNAサーバー

Ubuntu 14.04のインストール

USBからUbuntu 14.04をインストールする。
下記リンクからISOイメージをDL。

Ubuntu 14.04 LTS 日本語 Remix リリース
https://www.ubuntulinux.jp/News/ubuntu1404-ja-remix

UNetbootinを使って起動用USBメモリを作成する。

UNetbootin
http://unetbootin.github.io/

MicroServerにUSBメモリを挿して準備完了。
電源をONするために電源ケーブルをコンセントに挿そうとして、ここで気づく。
「普通のコンセントじゃない!3極になってる!」
これは盲点でした。まったく想定してなかった。
もちろん家には↓のような変換アダプタも無い。


ELECOM OA雷アダプタ 3ピン→2ピン アースコード付 T-H32

しかし諦めきれない私はもしかしたらと思い、無理やり100均の電源タップに挿してみたらなんとか挿さりました。
写真撮るの忘れたけど、アースの部分は電源タップからはみ出してむき出し状態です。
※危険なのでマネしないでください。

そして電源をON!無事にUNetbootinを起動できた。

UNetbootin

上から4番目の「Install Ubuntu」を選択。
後はウィザードに従ってUbuntu 14.04をインストール。
インストール完了したので、とりあえずvimだけインストール。

今までRAID1で運用していたHDDを新サーバーに入れ替え

古いファイルサーバーでRAID1運用していたHDD2枚(2TB x 2)をMicroServerに入れ替える。
前面パネルに鍵を差し込んで開ける。4スロットあるうちの一番左は標準のHDDが挿さっているので、左から2番目、3番目にHDDを装着。
しようと思ったのだが、ここで問題発生。
HDDケースに固定するネジが無かった。この時点で時刻は深夜2時。今からどこかに買いに行くのは無理。
家の近所に売ってそうな所も無い。江坂のパソコン工房が潰れたのが辛い。

幸い、翌日は墓参りのために中百舌鳥に行く予定だった。
中百舌鳥にはパソコン工房があるので、ちょっと寄らせてもらうことにしました。
私がパソコン工房に行っている間、嫁には道路挟んで向かいにあるGUでお買い物しててもらいました。
小さい店舗だから在庫あるか不安だったけど、無事にネジをゲット。ここでこのネジをインチネジと呼ぶことを知りました。
あと、3.5インチHDDと2.5インチHDDでネジの種類が違うそうな。ほーん。勉強になった。
ついでにコンセントの3極→2極変換アダプタも購入。
ちなみにMicroServerは1つのHDDを固定するのに4本のインチネジが必要です。

そしてまた深夜、HDDを2枚ともMicroServerにセット。電源ON。
HDDの形式はexFat。Ubuntu 14.04は標準でexFatに対応していないので、まずはexFatを使えるようにする。

これでexFatが使えるようになったのでマウントしてみる。
HDDはsdb1、sdc1に新しいHDDが認識されていた。

ERROR: `._.com.apple.timemachine.donotpresent’ has invalid checksum
と、ここで謎のchecksumエラー!なんでや!
エラー内容の英語でググってみると、同じように悩んでいる人は見つかるが、解決方法は見つからなかった。
もしかしたらHDD壊れた?と思い、一度中身を確認するためにUSBのクレードルでWindowsに繋いでみることにしました。
繋いでみたら、HDDに異常があるからスキャンして修復しますか?という内容のダイアログ出現。やはり何か異常があったのか・・・
ファイルシステムの異常をスキャンして修復。
不良セクタのスキャン、修復は時間が掛かりすぎるのでしなかった。
再度MicroServerに装着して起動!mountコマンドを打ち込むと、無事にマウント出来ました。
多分この問題と3時間ぐらい闘ってた・・・疲れた。

新サーバーでRAID1を再設定

今まではRAID1で2つのHDDをミラーリングしていましたが、家庭用ファイルサーバーにそこまでしなくていいかなと思ったので、
今回からはHDDまるごとバックアップを定期的にすることにしようと思いました。
バックアップにはUbuntuに標準で付いているDeja Dupを使用。
Ubuntuのアプリ検索にバックアップと入れたら出てきます。

この時点ではsdb1、sdc1に同じデータが入っているので、sdc1のHDDをフォーマットする。
フォーマットしたHDDにバックアップするように設定する。
バックアップ実行!
……失敗。
あれ?なんで失敗したの?もう一回実行!
……失敗。

なんか動きが変です。sdb1のHDDが認識されていない?
試しにdfコマンドを打つとsdb1のHDDが
通信端点が接続されていません
となっていた…。

一度アンマウントしてからマウントし直すとしばらくは普通に使える。
しかし、5分ほどするとまた「通信端点が接続されていません状態」になってしまう。
なんじゃこりゃ。
試行錯誤しながら色々やってみたがダメ。ここでDeja Dupでのバックアップを諦める。
冷静に今考えるとDeja Dupでは無く、HDDに問題があったと思われます。。

バックアップがダメならば、またRAID1で運用しようじゃないか!
と決めたので、RAID1を設定することに。参考にしたのは下記の情報。

Ubuntu 14.04 LTS でソフトウェア RAID を構築
http://xr0038tech.hatenadiary.jp/entry/2015/01/22/151609

早速RAID用のパッケージをインストールする。

先ほどフォーマットしたsdc1のHDDをアンマウント。

RAID1に登録、もう片一方はmissingにしておく。

※参考にした情報では /dev/md0 となっていたが、うちの場合は /dev/md127 だった。

この時点でディスク管理のアプリを開くとRAID1の項目が追加されていて、「デグレードが発生しています」と表示されていた。
片肺状態だからかな。無視して作業を続ける。

exFatでファイルシステムを作成。

自動でマウントするために/etc/fstabを編集する。

以下を追加。

「gid=65534,rw,uid=65534」の指定はSambaで共有するために付けている。
詳しくはこちらを参照。

exFatの外付けドライブを任意のユーザーでマウント
http://asithink001.blogspot.jp/2013/05/exfat.html

rsyncでsdb1のデータをまるっとコピーする。

※exfat1はsdb1のHDD

順調にコピーが開始されたので、お茶でも飲むかと席を立ち、戻ってきたら途中で止まってた。
Ctrl + Cで強制終了してからdfコマンドを打ってみたらまたもや「通信端点が接続されていません状態」の問題が発生。どうやらsdb1に負荷を掛けるとこうなる様子。
5回ぐらい挑戦してみましたが、どうしてもコピー出来ないので諦めて、HDDを外してWindowsマシンからネットワーク経由でコピーすることにしました。
約1.7TBのデータをLAN経由でコピー。これは大変でした。
実はWindowsにHDDを繋ぎ直したときに、またHDDに異常があるからスキャンして修復しますか?という内容のダイアログが表示された。
ここでまたファイルシステムを修復したから、この後またMicroServerにHDDを戻せば問題無く動いてLAN経由でコピーせず済んだかもしれない……。

なにはともあれ、コピー出来たので、sdb1をRAID1に登録する。

これで完了。
ディスク管理のアプリを開くと同期が始まっていた。しばらく放置で問題なく完了。
長かった・・・

Sambaを入れてファイル共有

Sambaモジュールのインストール

設定ファイルの編集。

[global]に以下を追加

最終行に以下を追加

Samba再起動

これでWindowsマシンから見えるようになった。
ちゃんと書き込みできる事も確認。出来ない場合はマウント方法に問題がある可能性大。

  • SSH、VNCの導入
  • MicroServerを食器棚の上に置くためにSSH、VNCを使えるようにする。

    sshのインストールはこれだけで完了。

    WindowsマシンからTera Termでログイン出来ることを確認。
    続いてVNCをインストール。

    VNCを起動

    「パスワードを8桁で入力してね!」
    と英語で言われるがよくわからず10桁入力してしまう。
    「なんか長いけど、前から8桁を使うよ!」
    と英語で言われる。特に気にしない。

    このままだとGUIが使えないので、gnomeとかいうものをインストールする。

    設定ファイルはこんな感じに編集。

    キーボードで特定のキーを押すと誤作動してしまう問題を解決するために、以下を入力する。

    Windowsマシンから接続。ここではUltraVNCを使いました。
    ちゃんと接続できてひと安心。
    でも画面サイズが気に入らないので一旦VNCを終了させる。

    画面サイズを指定して再起動。

    Windowsから接続し直して画面サイズがいい感じになっていることを確認。
    本当は設定ファイルに書いてデフォルトの画面サイズを変えたほうがいいのかもだけど、色んなパソコンからログインするだろうしコマンドを覚えることにする。

    MediaTombを入れてDLNAサーバー

    居間のテレビで動画を観るためにDLNAサーバーを立ち上げる。

    まずはMediaTombのインストール。

    ブラウザから操作できるように設定ファイルを編集。

    7行目辺りにあるUIの設定を変更。

    26行目、PS3からアクセス出来るようにする。最近あんまりPS3使ってないけど。

    51行目、文字コード設定を追加する。

    78行目、対象にする動画形式を追加する。

    MediaTombを再起動。

    これで他のパソコンからサーバーの「IPアドレス:49152」にアクセスすればMediaTombの管理画面に入れるようになる。
    うちの場合は「192.168.2.106:49152」。
    管理画面から配信対象にするフォルダを登録して完了。
    翌日に居間のテレビで動画を観れることを確認しました。DLNAってステキ。

    まとめ

    色々トラブルありましたが、なんとか無事に運用開始できました。
    これを書いている現在で約1週間、食器棚の上で稼働しっぱなしですが特に問題は起こってないです。
    気になる所は音。普通のパソコンよりは静かですが、それでもちょっと気になります。
    前のサーバー(ネットブック)より音は大きいですね。ネットブックはファン付いてないから当たり前か。

    食器棚の上はこんな様子になっています。
    食器棚の上

    金ピカのはアルデバランのフィギュアです。グレートホーン!
    色々と調べている時に見つけた↓のブログを参考に、守り神として設置しました。

    Ubuntu 13.10でVNCセットアップ
    http://anopara.matrix.jp/2014/01/11/ubuntu-13-10%E3%81%A7vnc%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97/

    HP ProLiant MicroServer Turion II NEO N5の感想としては、
    HDD4枚挿せるし、値段は安いし、低電力。それでいてスペックは悪くない。(サーバーとしては十分)
    大きさもコンパクトでデザインも個人的に気に入ってる。
    前面パネルを開けると簡単にHDDに脱着できるにも関わらず、鍵付きだから物理的なセキュリティ面もちょっと安心。

    他人におすすめできるステキな一品だというのが率直な感想です。不満無し。
    これは2015年度いい買い物した大賞のグランプリ候補かも。


    HP ProLiant MicroServer データー保存に 500GB マイクロサーバー N54L PROLIANT-500

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