はじめての機械式時計として SEIKO Mechanical SARB033 を半年使った感想
激しく後悔している！！
というかね、私に機械式時計が合わなかった。だって面倒くさいんだもん。
でもそれだけじゃなんなので、色々振り返ってみようと思います。
買ったのはコチラ
SEIKO Mechanical SARB033を買おうと思ったキッカケ
ちょうど個人事業主としての仕事に本腰を入れはじめた時期だったのですが、まともなビジネス腕時計を持っていないことがちょっと引っかかっていました。
個人事業主ともなれば自分で営業もする。相手によっては腕時計をしていなかったり、ビジネスっぽくない腕時計をしているというだけで契約を断られたりするんじゃないか？とよくわからない伝説に怯えていました。
で、スーツに合うビジネスな時計なら機械式だろ！とこれまたよくわからない思考で考えた後、高級腕時計が欲しくなりました。
タグ・ホイヤーとか、グランドセイコーとかね。何十万円もするやつ。
でもさすがに高級腕時計は自分の身の丈にもあっていないし、嫁にも申し訳ないので諦めることに。
そして行き着いたのがSEIKOのSARB033でした。
まずは機械式のエントリーモデル的な腕時計からはじめて、将来事業が上手く行ったら高級腕時計を買おう！
とこの時は思っていた。うんうん、アホだった。
あと「SEIKO = 成功」っていうおっさん臭い縁起担ぎの意味もありました。
届いてから数日は超ゴキゲン
amazonで購入してから届くのをウキウキ、届いたら家の中で身につけて嫁に向かってポーズ取ってみたり。
ベルト調整しないといけないなんてこと知らなかったので、後追いで工具をこれまたamazonで購入。
ピンの外し方、付け方を色んなサイトで勉強しながらベルト調整。
この辺りはもう楽しくてしょうがなかったですね。
機械式にゲンメツ
だがしかし、仕事に身につけていくようになって私は機械式にゲンメツしてしまったのです。
もうとにかく面倒くさい。
デスクワークなこともあり、ゼンマイを巻く回数が少ないのか度々止まってしまう。
3日で2分ほど時間がズレてる。もしかしたら不良品？
週末は身につけないので月曜日の朝は必ず止まってる。
しかも日付表示が付いているので月曜の朝に合わせるのが面倒。
さらに時計が21時～1時を指している間は日付変更不可と説明書に書いてあるのでもう嫌になる。
これ、IT技術者に向いてないんじゃないですかね。
だってIT技術者って如何にして将来の手間を減らすか！？みたいな職業じゃないですか。
ルーチンワークがあったら必ず作業を簡略化したくなる。そんな私にはちょっと合わなかった。
よく聞く「機械式はこのアナログな仕組みが最高なのさ」というような感覚はまったくわかりませんでした。
むしろカチカチ鳴っててうるさいぐらい。
まとめ
色々とネガティブな記事を書きましたけど、機械式のエントリーモデルとしては大正解だったと思います。
高級な機械式時計を買う前に、お試しで買ってみるにはちょうどいいんじゃないでしょうか。
個人事業主だからビジネスでちゃんとした時計を買わないと！って思ってるひとはおすすめしません。
そんな人は1000円ぐらいの安いので十分です。むしろ時計なんて無くても全然問題ないです。
なんだかんだ言いながら私はまだ仕事の時は毎日この時計を身につけてます。
もうなんか意地なんですよね、そんなに安い買い物でもないし。ただいつ投げ捨てるかはわかりません。
SEIKO自体は気に入っているので、もし次にビジネス用の腕時計を買うならSEIKOの電波ソーラーにすると思います。
[追記]
日付表示の部分が壊れました！現在修理中なので帰ってきたらまた記事にしたいと思います。
[更に追記]
修理から帰ってきたので記事にしました。
SEIKO Mechanical SARB033が修理から帰ってきた
http://blog.engineer24.jp/?p=199