緑地公園の千里山ロイヤルマンションが狙い目!?

投稿者: | 2014年7月12日

設計は日本建築界において花の16年といわれる昭和16年生まれの有名な建築家、遠藤 剛生(えんどう たかお)。
第1回大阪市景観建築賞大阪府知事賞にも輝いた本物のデザイナーズマンション。

完成したのが1980年2月ということで、私より5歳年上のマンションです。
古いですけど、古さを感じさせないデザインでまだまだ魅力的なマンション。空中廊下がカッコいい!

最近中古のマンション買いたい症候群なので近所の中古マンション情報を色々見てたりする。
そんな中で見つけたのが今回の千里山ロイヤルマンション、築年数は古いけど元々お金持ち向けのマンションなこともあって頑丈なんちゃうコレ!?
という疑問からはじまり色々調べたので未来の自分のためにもまとめておく。

リフォーム前の状態で買ってスケルトンリフォームに最適

中古の相場をHOMESで見てみると大体2000万円前後になっています。
でもこれだけ古いマンションだと部屋をリフォーム、リノベーションしてるかどうかで値段は大きく変わる。
個人的には汚いままで安く売りに出ている部屋を購入して自分でスケルトンリフォームするのが一番コスパいいんじゃないかと思う。
ラーメン構造なのでスケルトンリフォームも安心して出来そう。
理想は1500万円ぐらいで購入して+500万円ぐらいの予算でスケルトンリフォームしたいところ。
部屋の広さは70~100平米まで色々。
古い間取りをそのまま使う場合、食料庫とかいう意味わからないスペースがあるので要注意。

新耐震基準に適合、耐震基準適合証明書の発行実績あり

年数的には旧耐震基準のマンションになりますが、コチラの会社で公開している耐震基準適合証明書の発行実績を見ると
千里山ロイヤルマンションは2014年現在の耐震基準にも対応しているようです。
Via BARTOLO 34
http://www.viabartolo34.com/earthquake-standards

耐震基準適合証明書さえあれば住宅ローン減税や贈与税の非課税措置も受けること可能です。
何より地震に対する安全性が証明されているということが大事ですよね。

吹田で人気No.1の千里第三小学校区

千里山西なので、吹田で一番人気と言われる千里第三小学校の校区内です。
元々ファミリー向けのマンションなのでしょう、間取りも子育て世帯を意識した間取りが多いようです。
人気の校区なこともあって、校区内のファミリー向け賃貸なんかは家賃が高めになっている。
ただ、少子化が進んでいるので学校の統廃合などが行われる可能性もある。そう考えると未来永劫続く長所では無いかも。

時代を感じるスキップフロア構造

マンションでのスキップフロアとはエレベーターが全階に停まらず、停止階を1・4・7・10のようにすることで共用廊下を減らし、
部屋を広くしてプライバシー性を高めた構造のことを言います。(一戸建ての場合は全然意味が違う)
エレベーターが停止しない階の部屋は家の前を誰かが通るということが無いのです。
その代わり、エレベーターを降りてから上下どちらかに1階分階段を使わなければなりません。

このスキップフロア構造、古いマンションでは珍しくないのですが今となってはもう滅びた構造です。
それはなぜか、高齢者や車椅子の方に取っては辛い構造だからなのです。
バリアフリー新法もあるし超高齢化社会の今こんな構造のマンション作るなんて無理なんです。
なんだかなぁ。若者には若者向きの、高齢者には高齢者向きの住居があるのになんだもかんでも「高齢者のことを考慮した設計にしろ」って国が定義しちゃうのは納得いかない。

あと、ベビーカーを使うお母さんにとっても辛いかもしれませんね、でもベビーカー使う時期なんて数年だし1階分の階段ならなんとかなるかな。
千里山ロイヤルマンションは築34年。当時新築で買った人たちの高齢化が進んでるだろうし、世代交代の時期が来ているのかも!?

まとめ

駅から徒歩15分以内のマンションをよくチェックしていますが、今のところ一番気に入っているマンションです。
デザインがステキだし、耐震性も問題ない。
スキップフロアは個人的にデメリットよりメリットにほうが大きいです。
あと気になる点は長期修繕計画や修繕積立金がどうなってるかぐらいですね。

千里山ロイヤルマンション

所在地:大阪府吹田市千里山西4丁目39
交通:北大阪急行線「緑地公園」駅 徒歩8分
総戸数:91戸
構造、建物階数:ラーメン構造、SRC11階建
敷地の権利形態:所有権
完成時期:1980年2月
売主:川鉄物産株(株)
施工:(株)三木組・佐伯建設工業(株)
設計:遠藤 剛生

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