家に食洗機を導入することにしたので、キッチンの水栓に分岐水栓を取り付けました。
キッチンの水栓の型番はTKGG31E。対応している分岐水栓を調べたらCB-SSH8という型番だったので、Amazonで買いました。
それでは早速取り付けの解説です。まずはじめに水道を止めます。
我が家の場合、キッチン下に止水栓が無いので、家全体の元栓を締めて水道を止めます。
家の外に出て、玄関横のメーターボックスへ。おそらくこの白いコックが止水栓だろうということでこれを締めます。(写真はまだ開いている状態)
なんとなく赤くて丸いハンドルを想像していたので、見つけにくかったです。
念のため、給湯器に伸びているパイプの栓も締めておきます。(写真はまだ開いている状態)
こちらが購入した分岐水栓。小さいダンボールの箱です。
中には本体、説明書、六角レンチなどが入っています。
こちらが我が家のキッチンにある水栓。型番が掠れて読みにくくなっていますね。
この温水/冷水表示のキャップをマイナスドライバーで外します。
我が家の場合、このキャップが若干朽ちていてボロボロになっていました。
キャップを外したら六角レンチを突っ込んでネジを外します。これは覗いてもネジがよく見えないので、まっすぐ突っ込んで慎重に回します。
取り外したネジとキャップは小さいので、無くさないようにします。
私は工具を持っていたので、自前の六角レンチで作業していますが、もっていない人も六角レンチが付属しているので大丈夫です。
レバーハンドルを上方向に引き抜きます。中は結構デロデロしていました。
キャップを反時計回りに少しだけ回してから、上方向に引き抜きます。
白いクリックユニットという部品を外します。これは持ち上げるだけ。
3本の六角ネジを外します。
分岐水栓を取り付けるときは長いネジに交換するので、このネジは分岐水栓を取り外して元に戻すときのために大切に保管しておきましょう。
六角ネジを外したらカートリッジ押さえ部を上方向に引き抜きます。
カートリッジを持ち上げて外します。この時、黒いゴムのパッキンがカートリッジにちゃんとくっついていることを確認します。
本体側にパッキンが残る場合があるようなので、そのときはパッキンを外してカートリッジとセットにしておきます。
いよいよ分岐水栓の出番です。新品なのでピカピカですね。
分岐水栓の裏側のパッキンを確認。
中身の金色部分を上下に挟むように持ち、外側を回して分岐水栓の方向を調整します。
固くて回らない場合は金色部分を上方向に押し上げると抜けていくので、回しやすくなります。
私の場合は完全に抜けてしまいましたが、もう一度はめれば大丈夫でした。
パッキン部分が合うように確認しながら、分岐水栓を乗せました。
カートリッジを乗せます、しつこいですが、パッキンを確認。
カートリッジ押さえ部を取り付け。「マエ」と書いてある方が手前です。
分岐水栓とカートリッジ押さえ部の凹凸を合わせてカートリッジにかぶせます。
付属のバネワッシャを付属の長い六角ネジ3本それぞれに取り付けます。
3本の六角ネジを取り付けます。ネジ穴があっているか不安。
1本を一気に締めるのではなく、順番に少しずつ、バネワッシャが潰れるぐらい締めます。締めすぎ注意。
ネジを取り付けました。
カバーを取り付けます。溝を合わせて上から被せて、時計回りにカチッと鳴るまで回すと説明書に書いていますが、私の場合カチッとは鳴りませんでした。
ハンドルを取り付けます。ネジ穴が見えないですが、勘を頼りに取り付け。
温水/冷水表示キャップをはめます。
分岐コックです。最後にこれを取り付けます。
手で回して仮止めしました。
本当はモンキーレンチ2本でナットを締めるのですが、我が家には1本しか無かったので片方は傷がつかないように布を噛まして、プライヤーで押さえています。
食洗機の吸水ホースを取り付けて完成。
本当に自分で取り付け出来るのか不安だった分岐水栓でしたが、意外とサクッと取り付けできました。
電気屋さんにお願いしたら5,500円と言われたので、これが浮いたのは嬉しい。
賃貸なので、退去するときは元に戻さないといけません。外した部品は重要事項説明書とセットになっているTKGG31Eの説明書と一緒に保管しておくことにしました。