ZRX1200Rはじめての車検

投稿者: | 2018年5月7日

車検がもうすぐ切れる。というわけで、我が愛車であるZRX1200R(愛称:てつを)の車検を受けることになりました。
元バイク屋なので、自分で車検を受けに行きます。と言っても、私がバイク屋で働いていたのは10年以上前。細かいことは覚えていません。不安。
ネットから2018年5月1日に検査予約を取って、事前にヘッドライト、ウインカー、ホーン、タイヤの溝などを確認して準備は万全。
一番心配なのは自分で交換したヘッドライトです。車検で一番の難関はヘッドライトの光軸。ここが引っかかると大分キツいです。

そして迎えた車検の日。
うちは大阪府吹田市なので、検査場所は寝屋川の大阪ナンバーの陸運局です。
検査予約は10:00で取りましたが、確かこの時間はあんまり意味がなかったはず。
予約番号を控えておいて、当日はなるべく朝早くに行ったほうがいいです。
私は陸運局が開くのは8:45なので、その時間に合わせて出発するもなんだかんだで着いたのは9:00頃でした。

まずは書類&自賠責を販売している建物へ行って、自賠責の更新。
そのあと書類を買って、重量税の印紙やらなんやらを購入。
書類を書いたら検査受け付けに出して、検査へレッツゴー。

思っていたより人が少なく、3人ぐらいしかならんでいませんでした。
素人とバイク屋さんの比率も半々ぐらい。
自分の番が来たので前へ進み、検査を受けます。
ちょっと不安だったマフラーの音が問題なくて一安心。
スピードメーターのフットスイッチや、前後ブレーキの検査は10年以上ぶりでも慣れたものです。
スピードメーターなんて動いてなくても合格できる。(ダメだけど)

だがしかし、最後のヘッドライトでやはり不合格。
検査官の方から大分右下向いているとの声が掛かる。
慌てて適当な壁を探して光軸調整。遠目からはわからなかったけど、近づくと壁には無数のマスキングテープ。
どこの陸運局も同じですね。私が仕事で行っていた和泉の陸運局でも同じような跡がありました。
そこの新たにマスキングテープという名の爪痕を残し、いざ現地光軸調整!
そして2度目のヘッドライト検査!
そして言い渡される不合格!

もう一度光軸調整を行い、三度目の正直です。
で、また並んでヘッドライトの検査を受ける時になって検査官の人に言われた一言
「これで三回目なので、最後ですね」
ええっ!?そんなシステムでしたっけ??
全く知らなかったのでゾンビアタックよろしく合格するまで調整繰り返すつもりだったんですけど!?
聞くと、三回目落ちたら次に受けるにはまた手数料が掛かるそうな。1300円ぐらい。
仕方ない。ここは落ちたら再度手数料を払って、今度の光軸調整はもっと綿密にやろうと思いながら3回目のヘッドライト検査を受ける。

そしてまた表示される「×」の文字。
ああ……。終わった……。
すると唐突に隣から聞こえる声
「にいちゃん!ハンドルおもいっきり左にきってみ!」
振り向くとカワサキのツナギを着たテンパなバイク屋のおっちゃんでした。
無我夢中でハンドルを切り、判定結果を待つと「◯」の文字。

神だ……。神が救いを差し伸べてくれた……。

どうやら光軸が右にズレていた様で、ハンドルを無理やりきることで正しい方向を向いて合格となった模様。
プロはテスターの動きを見るだけでどっちにずれてるのかわかるみたい。
私は昔バイク屋で働いてた時そんなの知らなかったけど。

検査場でのヘッドライトのテスターは1回の検査で2度判定する。
同じ条件で2度やっても結果は変わらないから、1回目で「×」が出たら2回目はハンドルどっちかにきるとか、シートに体重掛けたり掛けなかったりするとかしてわるあがきしてみるのが良さそう。
それでもダメだったら自力で調整しなおして、もう一回並ぶ。
そこでまた落ちたら陸運局の近くによくあるテスター屋さんに持っていった方がいいですね。
何度も落ちて手数料払うより、テスター屋さんにお金払って調整した方が時間もお金もお得です。

そんなこんなでなんとか無事(?)に検査を通ったので、書類を出して新しい車検証が出来るのを待って、車検完了です。
終わったのは11時ぐらいでした。お昼休み前に終わってよかった。
がんばった愛車を労うため、帰ったら子供と一緒に洗車しました。

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