コケてバッキバキになってしまったZRX1200R(愛称:てつを)のビキニカウル。
ここまで大破してしうと、もはや修復方法は交換しかありません。
しかし、交換するにしても色々な選択肢があり、悩んでいるのです。
自分の為にもそれぞれの修復方法についてメリット、デメリットをまとめてみようと思います。
ちなみにうちのてつをはよくあるソリッドのライムグリーンでは無く、キャンディライムグリーンというキャンディ色です。
塗装済みの純正部品を買う
真っ当な修復方法です。カワサキ純正のビキニカウルを購入する方法です。
ビキニカウルやタンクなどの外装品は塗装済みになります。
パーツリストから自分のバイクのカラーを選んで注文します。
ただし、デカールは貼っていない状態なので、別でデカールも注文する必要があります。
デカールは左右別々での注文です。
さて、お値段は一体いくらなのでしょうか?
ウェブ上で見積もりを取れるみたいだったので、見積もり取ってみました。
純正ビキニカウル:49,356円
純正デカール:6,842円(3,421円が2個)
合計:56,198円。
さすがにまたすぐ立ちごけしてバッキバキになるかもしれない部品にこの値段は厳しい…。
びっくりドンキー56回分です。
・メリット
楽。デカール貼るだけ。
・デメリット
高い。とにかく高い。
注文してから届くまで、どれぐらい時間が掛かるか不明。
社外品を買って、塗装屋さんに塗ってもらう
ZRXは人気車種なので、ビキニカウルに社外品が色々あります。Amazonでも売っています。
だがしかし、キャンディライムグリーン塗装済みの社外品ビキニカウルはありません。普通のライムグリーンはあるのに。
キャンディライムグリーンな社外品ビキニカウルを手に入れるには、塗装前提で売られている白ゲル仕上げの社外品ビキニカウルを購入後に塗装するしか無さそうです。
プロの塗装屋さんに持ち込んで塗装してもらうという方法で考えてみましょう。
近所の塗装屋さんにメールで見積もりを出して見たところ、キャンディライムグリーンでの塗装は15,000円とのことでした。
社外品の安いビキニカウルは形状が純正と違うので、純正のデカールは合いません。
ホームセンターや100均で似たようなカッティングシートで代用することになりそうです。
白、紫、間の細いゴールドの3色が必要になります。それでも純正と比べると嘘みたいな安さ。
そもそも純正、ただのシールに6,842円って高すぎやろ。
社外ビキニカウル:6,480円
塗装料金:15,000円
カッティングシート:多分300円ぐらい。
合計:21,780円。
・メリット
楽。デカール貼るだけ。
純正と比べて半額以下。
FRPなので純正品より軽い。
・デメリット
仕上がりによっては、微妙に純正と違う色になる可能性がある。
最低でも出来上がりまで2週間は掛かりそう。
デカールとして使うカッティングシートを見つけられるか不明。
社外品を買って、自家塗装する
塗装屋さんに払うお金がもったいない!そうだ、自家塗装しよう!
仕上がりにこだわらなければ、そんなに難しくは無いハズ。
大まかな手順はサフェーサー塗って、キャンディライムグリーン塗って、色付きのクリア塗って、ウレタンクリアを塗る。
という4層塗りになります。
塗装屋さんにお願いする時と同じく、社外ビキニカウルは形状が違うのでカッティングシートでデカールを自作します。
社外ビキニカウル:6,480円
MCペインター #X04 【サフェーサー(シルバー)】 :1,414円
MCペインター #K33 【キャンディライムグリーン/8N】 :1,171円
MCペインター #C13 【カラークリア(グリニッシュイエロー)】 :1,400円
Holts(ホルツ) ウレタンコートクリアスプレー :1,879円
カッティングシート:多分300円ぐらい。
合計:12,644円。
・メリット
安い。
塗料の余りで簡単なタッチアップが出来る。
・デメリット
塗装失敗のリスクを背負う。
塗装する場所が無い。
塗装する手間が掛かる。
最低でも出来上がりまで2週間は掛かりそう。
デカールとして使うカッティングシートを見つけられるか不明。
シンナーでラリパッパになるかも。
色を気にせず、社外品のビキニカウルをそのまま使う
もう車体と色が合って無くてもいいや。乗ってるうちに慣れるやろ。
色々調べて、良さそうなのはヤフオクにあったこのビキニカウル。
それにしてもヤフオクは消費税やら送料で表示されている価格から予想以上に値段が跳ね上がる。
メルカリみたいに送料込みを基本にした値段表示にしてほしい。
社外ビキニカウル:6,372円
送料:1,620円
合計:7,992円
・メリット
めっちゃ安い。
ヤフオクなので部品は1週間ぐらいで届きそう。
・デメリット
ビキニカウルだけ色違うって、違和感あってダサい。
売る時に売り辛くなる。
丸目仕様にする
ビキニカウルなんて要らない!ワイは元々丸目のネイキッドが好きなんや!
ポジティブに考えよう。Z1000J仕様だと。現代のジェイソンを目指すのだと。
幸いてつをのメーターはケース付きなので、ビキニカウルを外してもメーターに違和感はありません。
丸目ヘッドライト:3,780円
ライトステー:1,345円
合計:5,125円。
・メリット
めっちゃくちゃ安い。
Amazonで売ってるから部品は数日で届く。
・デメリット
憧れの松岡英治くんスタイルでは無くなる。
売る時に売り辛くなる。
次にコケた時、メーターにダメージが行くかも。(メーター壊れて走行距離不明になるリスク)
結論
どれもこれも悩みます。宝くじが当たって大金持ちになっていたら迷わず純正品にするのですが……。
とりあえず、場所の問題があるので自家塗装は無しにします。マンションのベランダではさすがに出来ない。
うちには小さい子供が二人も居るし、乾かしてる間にグチャグチャにされる未来しか見えません。あと、シンナーも危ない。
かと言って、社外ビキニカウルをそのまま使うのはダサい。多分、乗っててずって気になる。てつをのことを愛せなくなりそう。
というわけで、出来上がりまでの時間やお財布事情も考えると、丸目仕様にするのが良いように思えてきました。
丸目仕様にしてみて、どうしても気に入らなかったら社外ビキニカウルを買って、塗装屋さんにお願いしようかな。
※各パーツの値段は2016/11/04 現在に確認したAmazonでの値段です。