現在2歳2ヶ月の娘。1歳後半頃からアンパンマンが大好きです。
我が家では毎週のアンパンマンを録画して、繰り返し何度も見せていたりしました。
娘が見ている時は、私も一緒になって観ることもしばしば。
娘は今、嫁と一緒に里帰り中です。
先週末に嫁の実家へ行くと、GEOで借りたアンパンマンもDVDがありました。
GEOでバイトしている嫁の妹が借りて来てくれたようです。優しい伯母さんだ。
というわけで、日曜日は娘と一緒にアンパンマンの映画を観て過ごしました。
タイトルは「それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン」です。
これがまた良い話でした。娘は途中で飽きて、テレビの前から居なくなっていましたが、私は最後まで観て感動で眼がウルウルしていました。
大きなシャボン玉を作れなくて悩んでいるプルン。
自信を失くして、落ち込んでしまっていたけど、最後はみんなのために立ち上がり、みんなを救います。
ここでポイントなのは、プルンが大きなシャボン玉を作れるようになるわけではなく小さなシャボン玉のままで、大きなシャボン玉では出来ないだだんだんの隙間に小さなシャボン玉を入り込ませてだだんだんをやっつける所です。
大きなシャボン玉が全てにおいて優れているわけじゃない、小さなシャボン玉にしか出来ないこともある。
大きなシャボン玉には大きなシャボン玉の良いところが、小さなシャボン玉には小さなシャボン玉の良いところがある。
ということですね。すばらしい。
話は変わって、映画では無く通常のアンパンマンの話です。
さすがに毎週のようにアンパンマンを観ていると、パターンがわかってきてしまいます。
特に、食べ物系のキャラが出てくる場合はわかりやすいです。
ここで、仮に「油そば小僧」というキャラが居たとしましょう。
油そば小僧の回はこんな感じになると思います。
カバオ達が何かして遊んで居るところに油そば小僧が登場。
カバオ「そういえば、おなかがペコペコだよー。」
油そば小僧「それなら、おいらが最高の油そばを作ってやるよ!」
〜油そば調理〜
油そば小僧「へいおまち!」
カバオ達「おいしーい」
遠くから観ていたバイキンマンとドキンちゃんが油そば小僧を発見。
ドキンちゃん「油そば食べたーい!」
バイキンマン「わ、わかったよー。」
油そば小僧のところに向かう。
バイキンマン「おいしい油そばをよこせー!」
油そば小僧「バ、バイキンマン!」
ドキンちゃん「ドキンちゃんもいまーす!」
油そば小僧がピンチになって、アンパンマン登場。
アンパンマン「やめるんだー!」
バイキンマン「でたなー!おじゃまむし!」
戦闘スタート、アンパンマンが油そば小僧をかばって顔がヘコむ。
油そば小僧「アンパンマン!」
アンパンマン「ジャムおじさんに知らせて〜」
油そば小僧が何らかの方法でジャムおじさんに知らせようとする。
(だいたい、空にアンパンマンの絵を描く)
たまたま空を観ていたチーズが気づく。
チーズ「アン!アァン!」
ジャムおじさん「なんだって!?すぐに新しい顔を焼くよ!」
アンパンマン号でアンパンマンを助けに行く。
ジャムおじさんは新しい顔を作る、チーズはアンパンマン号の運転。
油そば小僧の肩を借りて、なんとか生き延びているアンパンマンの元にアンパンマン号到着。
バタコ「アンパンマン!新しい顔よ!」
てっててって、てーてーてー、てってって、てってててって、てってててって、てー♪
アンパンマン「元気百倍、アンパンマン!」
アンパンマン「アンパーンチ!」
バイキンマン「バイバイキーン」
ドキンちゃん「待ってよ~」
パン工場に帰って、油そば小僧が油そばを振る舞う。夕方になっている。
チーズが油そばに夢中になっている。
ジャムおじさん「チーズは本当に、油そばが大好きなんだねぇ。」
てってってってー♪
という流れです。途中でバイキンマンが変装したり、アンパンマンが助けに来たタイミングでバイキンメカの一部(だいたいUFOのアーム部分)をアンキックで破壊したりと、細かい所は毎回違いますが、大体の流れはこんな感じです。
そんな感じで先が読めるので、アンパンマンが言うより先に「ジャムおじさんに知らせて〜」と言ったりしています。
多分娘の教育的にはあまり良くないでしょう。ネタバレみたいなもんですし。
先が完全に読めるアンパンマン。それでも観ていておもしろいのはすごいです。