最近、Amazonプライムのバラエティ「今田×東野のカリギュラ」にハマってます。
地上波で出来ない企画をやる番組。今田耕司、東野幸治のWコウジがMCです。放課後電磁波クラブを思い出しますね。
地上波のバラエティはもうここ数年まともに観てないんですけど、カリギュラは地上波で出来ないことをやっているのもあって、普通におもしろいですね。
演出や構成もすごく良い。
東野が鹿や猪やカラスを狩って食べることで命の大切さ、普段食べているお肉がどういうモノなのかを考える真面目な企画の時は変なワイプも無く、真剣に観れる。
余計な演出や文字の装飾も無く、CMが無いのもあって、グッと番組に引き込まれます。
あと初回の鹿で出てくるサバイバル登山家の服部文祥さんが良いですね。かっこいい。
しょうもないバカげた企画の時は普通にワイプ出てたりもするし、バラエティ!って感じです。
その使い分けというか、魅せ方が考えられてるなと感じます。
ただ、これに慣れてしまったらもう地上波のバラエティ観れなくなるんじゃなかろうか……。
私はもう、いいところでCM入れて引っ張るのが当たり前な地上波のバラエティ観る気しなくなりました。
カリギュラの企画ですが、私が一番おもしろかったのはやっぱり東野の狩猟シリーズです。
血抜きのシーンとか、解体の時に取り出す内蔵とかモザイク無しなので、ものすごくリアル。
普段食べているウシやブタも同じ工程を経てスーパーに並んでいるのだと思うと、私も命を食らって生きているんだという気持ちになりました。
あと、私は影響されやすいのでジビエやってみたくなりました。カエルがお手軽みたいですね。ウシガエル。
ウシガエルというと、パペットマペットを思い出します。
ウシガエルはその辺の水辺に生息していて、適当な餌で簡単に釣れるそうです。
釣り竿用意して、針に消しゴムのカケラでもつけて鼻先にぶら下げたら食いつくらしい。ほんまかいな。
網や手づかみでも捕獲は可能。数を稼ぐなら釣りが楽ということがググってわかりました。
私がやるなら網かなぁ。
捕まえたら両足掴んで、その辺の固いところで頭ゴンッ!ってやって持って帰って、おなか割いて内蔵出して、皮剥いで、焼くか唐揚げにして食べる感じかな。
狩猟シリーズ以外では、後藤祐樹くんが出てくる話がおもしろった。
30過ぎたおっさんに君付けとかなんか変な感じだけど、この人はなんか君付けしたくなる雰囲気。
両腕にびっしり入れ墨入ってて、完全にヤクザ。
でも喋ってる感じはめっちゃ柔らかくていい人そうな雰囲気。不思議な人だ。
多分、元々そんなに悪い子じゃなかっただろうに、芸能界が彼を歪めてしまったんじゃなかろうか。
おっととっと夏だぜ!が本気で嫌だったこと、自分がやりたかったのは男性グループだったこと、ギターやりたかったこと。
そんな話しを聞いて、私はそう感じました。まぁ、それだけが全てじゃないんだろうけど、当時の芸能界の過失がゼロということは無いでしょう。
15歳って難しい時期ですからね。カッコ悪いことやらされて、周りからバカにされたりもあったんでしょうね。
逆にカリギュラでおもしろくなかったのは、オナラの回。
これは単純にしょうもなかった。
以前にドキュメンタルも全部観たのですが、カリギュラも観て気づいたことがあります。
Amazonプライムに出てくる芸人さんは同じ人達が多い。よしもとの番組だからある程度仕方ないのかな。
フジモン、吉村(平成ノブシコブシ)、千鳥、とろサーモン、ケンコバ、秋山(ロバート)、春日(オードリー)、小峠(バイきんぐ)
この辺りがおなじみの顔です。でも別にこれは不満でもなんでもないです。割と好きな人ばっかりだし。
そして実は、このカリギュラの前に有吉の脱ぬるま湯大作戦という番組も観たのですが……。
これがまぁおもしろくない。ひどい。全編通してしょうもない。ぜんぜん笑えない。
小学生とかにはウケるかもしれません。
なんで同じような芸人さんが出てる、同じAmazonプライムのバラエティ番組でここまで差が出るのか。不思議。
つまりAmazonプライムのバラエティは地上波じゃできないことやってるかな何でもおもしろい!というわけじゃない。
ドキュメンタルとカリギュラは今後も期待してます。
松ちゃんの方はなんか犬使った新番組やるみたいですけど、それも楽しみ。